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SNSでも話題!堀江貴文氏プロデュース“おすし屋さんのポークたまごおにぎり”様との特別対談が実現。オートミール共同戦線の行方はいかに!? | Oatmeal BUSINESS

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SNSでも話題!堀江貴文氏プロデュース“おすし屋さんのポークたまごおにぎり”様との特別対談が実現。オートミール共同戦線の行方はいかに!?
2022.12.21
オートミール共同戦線あり?なし?

SNSでも話題!堀江貴文氏プロデュース“おすし屋さんのポークたまごおにぎり”様との特別対談が実現。オートミール共同戦線の行方はいかに!?

「オートミール共同戦線あり?なし?」とは 話題のお店からフードビジネスとまったくかけ離れた異業種企業までを幅広くフィーチャーし、近年成長が著しい有望な食材“オートミール” について、新メニューや新商品といったビジネス導入の「あり?なし?」を対談形式で模索する検証コンテンツ。

今回はオープン時からSNSで話題となり全国から来店がある人気店、堀江貴文氏プロデュース「おすし屋さんのポークたまごおにぎり」様と、当メディア発行人である兼松株式会社 穀物部 杉山課長の対談が実現。ライターが同行し、取材をしてきました。

絶好のロケーションで空間を有効に活かしたセンスある店構えが特徴的

表参道通りから入ってすぐ。流行の最先端、裏原宿・明治神宮前を横切るキャットストリートの一本南の通りに店舗を構える「おすし屋さんのポークたまごおにぎり」

沖縄以外の地域では なかなか出会うことができなかった「ポークたまごおにぎり」を 江戸前感覚の酢飯を使うことで、濃厚な具材ながら、さっぱりと爽やかな後味を実現した新進気鋭な東京のおにぎりブランドです。食通でも知られる堀江貴文氏プロデュースで注目を浴び、さらにはNiziUとのコラボを実現し、SNSでも大きな話題に。今回は店長の原あすかさんが対談に応じてくださいました。

おすし屋さんのポークたまごおにぎりの発起人であり、メニュー開発から店長まで一貫して担当する原あすかさん

ライター:おすし屋さんのポークたまごおにぎりを開業しようと思ったきっかけをお聞かせください。

原店長: はい。以前 私は芸能活動をしていました。30歳のタイミングでなにか新しい仕事にチャレンジしたいと考え、会社員に転職したのですが、なかなか環境に溶け込むことができなくて 悩んでしまって…そんな時、気分転換にと訪れた沖縄で「ポークたまごおにぎり」と出会いました。「なんて美味しい食べ物なんだろう!」と悩みも忘れて幸せな気持ちになれました。東京に戻ってからも 「あの味が恋しいなぁ」と ポークたまごおにぎりのお店を探したのですが、全く見つからなくて。東京には星の数ほど飲食店があるのに、どうしてこんなに美味しいものがないんだろう!?としばらく不思議な気持ちでいたのですが「そうだ!ないなら 自分でお店をつくれば良いのでは!?」と思った事がきっかけです。

ライター:素晴らしい行動力ですね!それは いつ頃の出来事ですか?

原店長::2年前くらいです。お店が2021年10月にオープンして、ちょうど1年が経ちました。

ライター:原宿に出店した理由はありますか?

原店長:理由は2つあります。1つめは、昔ならチラシで宣伝していたものが 今だとTwitterやInstagram、TikTokが中心のSNS時代であること。2つめは、最近はヘルシーでお洒落な食が若者の流行の中心になっていて この流れはこれからも続いていくだろうということ。そう考えると、東京で 若者のカルチャーを生み出せる街はいくつかあるけれど、クレープやタピオカなど 若者が発信して食の流行を生み出した実績があって、さらに街にいる人たちが常にSNSで発信する話題を積極的に探している。せっかく出店するなら、私たちの魅力を拡散して広めていただきやすいエリアにしよう!と考えて、原宿に決めました。

ライター:おすし屋さんのポークたまごおにぎりのこだわりを教えてください。

原店長:スタッフは心からポークたまごおにぎりを愛するこだわりの強いメンバーばかり。メニュー開発では、家庭で簡単にできる料理との差別化を明確にしたかったので 素材を徹底してこだわりました。沖縄をリスペクトしつつも、うちは東京印のポークたまごおにぎりだから、たまご焼きも江戸前スタイル。テリー伊藤さんのご実家であり、創業80年を越える築地の「丸武」さんから卸していただいています。

ライター:酢飯を採用される理由とは?通常の白米を使った場合とはどう違うのでしょう。

原店長:酢飯を使うとすっきりとした味わいになるんですよ。具材の主役である江戸前仕立ての甘い玉子と濃厚なポークの味をお酢の風味でしっかりと引き立たせた上で、すっきりとした後味へと誘う。色々と研究を重ねた上でこのコンビネーションが最強だと実感しています。

ライター:どのようなお客様が来店されますか?

原店長:若者や女性が多いと思われがちなんですけど、意外と幅広い年齢層で男性も多いです。あとは差し入れで購入される方や、芸能業界関係者の方も多いですね。

ライター:一番人気のメニューは?

原店長:一番人気は明太マヨです。初めての方だと、定番のポークたまごを選ばれる方も多いです。

見た目も鮮やかで 番組など撮影弁当としても人気、内蓋にどれがどの商品かを示す気配りもお見事

ライター:期間限定メニューはありますか?

原店長:月毎に実施しています。今月だと「ツナトマト煮込み」です。あとは予約制にはなりますが「
キャビア」のメニューなどもあります。

ライター:お客様にかけていただいて嬉しかった言葉は?

原店長:「本場よりも好きかも」や「食べやすいので、何個でもいける」は努力してきた甲斐があったなぁと嬉しく感じる言葉です。食べやすさや 素材に強くこだわっているので、本当に励みになります。

ライター:逆に辛かったことなどはありますか?

原店長:最初の準備段階がとても大変で、こだわりを貫くため、特に仕入れ先を探すのに苦労しました。そんな中、オーナーでもあり監修の堀江貴文さんが飲食関係に大変お詳しいので、多くのアドバイスをいただきながら乗り越えていきました。

ライター:堀江貴文さんとの出会いのきっかけは?

原店長:堀江さんが主宰をされていた和牛のイベントに参加した際に出会いました。ポークたまごおにぎりのお話をしたら、堀江さんも「以前から、ポークたまごおにぎりのお店を開きたかったんだよ」と共感していただき、そこからこのプロジェクトが始まりました。

ライター:原店長が「おすし屋さんのポークたまごおにぎり」を始められるまでのバックグラウンドや、お店が誕生するまでのこだわりと情熱が詰まったストーリーが大変興味深かったです。「おすし屋さんのポークたまごおにぎり」様について より詳しく知ることができました。ありがとうございます。

ライター:では、兼松様よりオートミールの基本情報と「おすし屋さんのポークたまごおにぎり」様にマッチしたオートミールの活用方法についてプレゼンテーションをお願いいたします。

兼松:原店長はオートミールのことをご存知でしたか?

原店長:もちろん名前は知っていましたが、これまでに食べた経験はなかったです。でもいつもカフェではラテの牛乳をオーツミルクに変更してオーダーしていますよ。

兼松:さすが感度が高いですね!オーツミルクはコーヒーとの相性がいいようで、今海外でとても流行っています。豆乳は青臭さ、アーモンドミルクは味がきつさが目立ちがちですが、オーツミルクは特有の自然の甘さがウケているそうです。SDGSの取り組みで 植物性ミルクとしても評価されているんですよ。

原店長:そうなんですね。豆乳に比べてオーツミルクは癖がなくて飲みやすい気がして自然に選んでいました。

兼松:オートミールといっても一様ではくて、様々な種類があります。電子レンジで温めて食べるオートミールが最もポピュラーで、おかゆやリゾットのような食感です。離乳食くらい柔らかな液状に近いものから、しっかり粒の食感が残るものまで、好みに合わせて選ばれています。

イネ科の穀物であるオーツ麦を加工したオートミール、ポピュラーな「ロールドオーツ」タイプはお粥の食感

兼松:弊社としても、オートグローツは最近特に力を入れていて、もち麦や雑穀米というポジションにオートミールを持っていこうと挑戦しています。オートグローツはお米と一緒に炊けますし、おにぎりとの相性も非常に良いので、おすし屋さんのポークたまごおにぎり様でオートミールを使用した商品をご提供するならオートグローツがおすすめです。

原店長:オートグローツ・・・初めて聞きました。オートミールにも沢山種類があるんですね。

こちらが杉山課長イチオシの「オートグローツ」、ロールドオーツより強い食感で米化期待の食材のひとつ

兼松:「米化」という言葉を聞かれたことはございますか?

原店長:「米化」?聞いたことないです。

兼松:最近では「米化」という言葉が浸透してきていて、テレビ番組でもよく取り上げられています。オートミールの入ったおにぎりとかも販売され始めているんですよ。感度の高い人たちが多く集まる原宿という地域で、オートミールおにぎりの展開をしたら、相性がいいのではないかと思います。オートミールは栄養価も高く、低GI食品なので「美味しいものをお腹いっぱい食べたい!けれど摂取カロリーも気になる…」という方にお勧めできるメニューになればと思いました。

原店長:確かに。ダイエット期間は炭水化物って控えがちになりますよね。

兼松:でも、私たち日本人にとって お米のおいしさに勝るものはないですよね。なので、オートミールをうまく配合して取り入れてくだされば、ダイエット志向のニーズも満たせるメニューが生まれるかもしれない。「おすし屋さんのポークたまごおにぎり」のこだわりや特徴を原さんからお聞きできて感じたアイデアです。

オートミールはお米に比べてタンパク質が多く、食物繊維も豊富なので腸内環境を整えてくれます。さらにミネラルも含有され、体内では作られない必須脂肪酸も含まれているので、お米の一部をオートミールに変えるだけでよりヘルシーなバリエーションが期待できます。

海外ではホットサラダやリゾットにするのが定番で、オートミールを30%位混ぜて一緒に炊くだけでも食物繊維が一気に増大。タンパク質も173%アップします。ですので私共としては、オーツを主食の置き換えにすることを第一に考えて、SDGS食材としてもオートミールをご案内しています。タンパク源というところで代替肉にも使えることや、麦とは違うのでグルテンフリーですし、環境問題や健康志向への訴求ポイントが高い、非常に面白い商品。なので、もっと一般の方に認知していただける為の取り組みを積極的に行なっています。

原店長:一般にどういったメニューに活用されていますか?

兼松:お米の代わりになる「米化」が多いですね。SNSでもロールドオーツを水でふやかして、レンジでチンしておにぎりにしているのをよく目にします。糖質オフにも繋がるのでダイエット食としても大人気。オートグローツに関しては、食感がお米と非常に似ているのでおすし屋さんのポークたまごおにぎり様にもぴったりだと思います。オートグローツはまだあまり認知がされていないので、今が狙い目です。

原店長:うちのおにぎりにオートミールを使うとしたらどれくらいの割合が良いでしょう?

兼松:ロールドオーツだと100%でお茶漬けなどを作っている方も多いんですけど、お米の食感も残すとなると、ロールドオーツかオートグローツのいずれかを30%くらいお米に混ぜる割合が良いと思われます。

原店長:お米に混ぜて一緒に炊いても良いのですか?

兼松:大丈夫です。特別に長く時間を置かなければいけないとかもないので、通常通りお米を研いてそこにオートミールを混ぜていただくだけで大丈夫です。

原店長:思っていたよりも簡単なんですね!どれくらいの割合がいいのか色々と試してみて、研究するのは面白いですね。

ライター:オートミールを使用したポークたまごおにぎりがメニュー化すると、さらに女性のお客様が増えそうですね!

原店長:ダイエット中でも食べられますし、健康志向の高い方にはピッタリですね。これまでも、「玄米のポークたまごおにぎりはないの?」って聞かれることも多々あったんですが、健康のために玄米を食べればいいと思われているお客様も多くて。まだ白米以外を使ったことがなかったので、新しいチャレンジとしてオートミールは斬新で面白いです。

ライター:原店長からご質問などはございますか?

原店長:お米の代わりに使うことは理解できましたが、具材としてオートミールを活用するのはどうなのでしょう?例えばポテトサラダのポークたまごおにぎりがあるんですけど、そのサラダの中に混ぜてみたり。

兼松:素敵なアイデアですね!癖がないので相性もいいですし 食感が増して面白いと思います。味わいにナッツ感があり、香ばしさも出ます。

原店長:私たちはメニューづくりで 食感をとても大切ににしているので、それが増すのは魅力です。ポテトもあえて ゴロゴロと感じていただけるよう少し大きめに仕立てたりするので。そんな使い方もできるのならば、オートミールは色々なメニューの切り口で活用できそうです。

兼松:今回オートミールのご紹介はいかがだったでしょう?

原店長:オートミールの存在は知っていましたが、種類も特徴も一気に知識が増しました。お米とはライバルの関係ではなく、むしろ互いの良さを引き立てることができるということ、米化以外にもおかずの素材として有効な食材だと知ることができたのが、大きな収穫でした。

兼松:それはよかったです。素晴らしい商品なのですが、名前ばかりが先行して まだまだ認知が低い食材であることも事実なので、今日は原さんのような流行感度の高い方にオートミールの魅力についてご理解いただけて嬉しかったです。

兼松:では、最後に判定をお願いします。

おすし屋さんのポークたまごおにぎり様のメニューにオートミールを活用するとしたら それは「ありですか?なしですか?」

原店長:答えは・・・「ありです!」

兼松&ライター:おぉー!!

原店長:ようやくコロナの影響も落ち着いて、外国人観光客のお客様も増えてきているので、色々とトライしてみたいと考えていたところでした。なので、オートミールの切り口もいいなと感じました。

兼松:外国ではオートミールはポピュラーな食材なので、酢飯×オートミールは日本の食文化も反映されて外国人の方にも楽しんでいただけそうです。ちなみに今コンビニさんがオートミールに対してかなり興味を持たれているんですが、おすし屋さんのポークたまご様とコンビニのコラボみたいな考案ってありですか?

原店長:それはありだと思います。特に若い人たちにとってコンビニは食生活のインフラでもあるので、そこで私たちの商品に対する思いとオートミールの認知が一緒に広まれば。それこそ 共同戦線が成立かもしれませんよね(笑)

ライター:オートミールのお話を聞かれて 試してみたいと思われましたでしょうか?

原店長:はい。試してみようと思います。うちのまかないはポーク卵しかないので、特にダイエットを意識しているときに食べすぎのケアをしていました。なので、まずはそこから研究してみようと思います。メニュー導入への期待は スタッフにも朗報になります。

兼松:ありがとうございます。実際に試してみていただきたいので、商品をお送りいたします。私も実際に飲食と流行の最前線に携わっている方のリアルなお話を伺えて、オートミールのおにぎりを作る際にはお米の代わりに使うだけでなく、食感を出すために具材に入れるという新しい発見もできて勉強になりました。本日はお時間をいただきありがとうございました。

原店長:ありがとうございました。オートミールという言葉しか知らなかったので、今日お話を伺えて一気に知識が増して、とてもイメージが変わりました。早く試してみたいです。本日はありがとうございました。

おすし屋さんのポークたまごおにぎり
住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前6丁目2−7
営業時間:10時〜20時
電話番号:080-7933-3010
公式Instagram

取材・文章/渡辺恵伶奈(Oatmeal BUSINESS 編集部) 取材協力/工藤実衣菜(Oatmeal BUSINESS 編集部|MIIand) 構成/毛利努(MORRIS STRATEGY & DESIGN CONSULTS,LLC.